フリーターを脱却したいならITへの転職がおすすめ!転職方法もご紹介

フリーターは自由気ままに過ごせるけれど、お給料や福利厚生、労働環境など、いつまで続けられるんだろう…と漠然とした不安を持っている方も多いはずです。

そんな不安がありながらも、正社員として雇ってもらえるようなスキルがなく、転職活動に踏み出せない。

そんなフリーターの方にオススメなのが実はIT関係への転職なんです。

今回は、フリーター向けで、IT業界の現状と転職方法を紹介していきます。

IT業界への転職は思っているよりハードルが低い

「IT」といえば、専門的で、スキルがないと難しそうだという印象がどうしてもありますよね。

パソコンをあまり使ったことがない人は特に苦手意識があって、転職先の候補として真っ先に除外してしまう人もいるでしょう。

でもそれはちょっともったいないことなんです。

実はIT関係への転職は思ったよりハードルが低いので、特にフリーターの方にはオススメの業界です。

ではどうしてITへの転職がフリーターにオススメなのか、その理由についてまずはご紹介したいと思います。

理由その1:必要なスキルが自宅で簡単に身につける

IT関係の求人にも様々な種類があります。

そのなかにはもちろん、即戦力が欲しいために、多くのスキルが必要とされる場合もありますが、「未経験可」であったり、「CSS」や「html」、「word press」などごく簡単なスキルしか求められない求人もたくさんあります

これらのスキルは、自宅にパソコンさえあれば、ちょっと練習するとすぐに身につけられるものですし、本屋に行けばとてもわかりやすい参考書が売っています。

このように勉強すれば、スキルの取得にかかるコストは参考書代だけで、通信講座や専門学校に通う必要のある他の専門的な職種よりも、ずっとスキルを身につけるハードルが低いといえるでしょう。

理由その2:ITの転職は、超「売り手市場」

現在の私たちの生活はWebに支えられていると言っても過言ではありません。

何か商品を買うときにもネットで情報を確認したりしますし、レストランの予約なんかもインターネット上でできる時代です。

どんな業界や商品にもITは切り離せないものになっているんですね!

そんな需要の高さに加えて、IT業界は全体的に人手不足で、転職希望者にとっては超「売り手市場」になっています。

転職サイトなどを確認すればすぐおわかりになりますが、「未経験歓迎」、「学歴不問」の求人件数がたくさんあって、転職希望者にとって非常に応募しやいです。

つまり、転職に関してやる気さえあれば転職しやすい状況が整っています。

理由その3:働く中でスキルを身につけられる

働く中でスキルが身につけられるのは、とても大きなIT業界の利点です。

現場で身につけるスキルは、どこに行っても即戦力として役立てることができます

働きながらスキルと技術を身につけて、将来的にフリーランスへの転身や、自分で起業することも夢ではありません。

フリーターがIT業界へ転職する方法

では、「IT業界に転職したい」と考えるときに、どのような方法・順序で転職活動にのぞめば良いのでしょうか。

次はその方法についてご説明します。

まずはIT業界について知ろう

先ほどもお話ししましたが、「IT業界」と一言に言っても様々な業種・業務があります。

そのため、自分がどんな業務がしたいのか、どういった企業に勤めたいのかについてまず考える必要があります。

大まかに分けると、IT業界には以下の四つの業界から成り立っています。

  • インターネット・ウェブ業界
  • ソフトウェア業界
  • ハードウェア業界
  • 情報処理サービス業界

インターネット・ウェブ業界

インターネット・ウェブ業界は、主にウェブサイトの制作や更新を行う業界です。

業種には、Webプログラマー、Webデザイナー、Webプロデューサーなどがあります。

流行を取り入れたデザインやシステムにすることが必要なので、比較的若い人が多い業界だといえます。

また、それほど高度なIT知識や技術が必要としていないので、初心者でもデザイナーとしてのセンス―さえあれば、比較的にキャリアアップしやすい業界でもあります。

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界は、コンピュータを動かすために必要なシステムを、様々なプログラミング言語を駆使して作り上げる業界です。

プログラミン言語といっても、なかなかイメージしにくいものですね。

簡単にいうと、私たちが他の人間と交流する際に、言葉で意思疎通をすると同じように、私たちはコンピューターと交流する(=ソフトウェアを作る)際に、コンピューターが分かるような言葉(=プログラミング言語)で意思疎通をします。

代表的なプログラミング言語としてJAVAなどがあげられますが、近年Pythonなどのプログラミング言語も人気を博してきました。

そのため、ソフトウェア業界で勝ち抜くために、常に新しい知識を取り入れる必要があって、初心者にとってはややハードルが高い業界ともいえるでしょう。

ハードウェア業界

ハードウェア業界はパソコン本体やその周辺機器、家電やゲーム機などの電子機器を動かすためのシステムを作る業界です。

近年人気なiPhoneやiPadなどの基幹となるシステムを作り上げる業界であるとイメージしてもよいでしょう。

現在話題沸騰中のIoT(物のインターネット化)もハードウェア業界の一部で、ハードウェア業界全体のさらなる成長が望めるでしょう。

しかし、ハードウェアエンジニアになるためには、高度な専門知識と技術が必要となるため、フリーターの初めてのIT転職には不向きでしょう。

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界は、システムインテグレーターと表現されることもあり、企業の情報処理のために必要なシステムの導入・企画・設計などのサービスを取り扱っています。

そのため、ソフトウェアやハードウェアの両方の知識を必要となりますが、エキスパートほどの専門知識を有しなくてもよいです。

情報処理サービス業界は、その名前の通りに、単純なIT業界というよりも、サービス業界の一部といってもよいでしょう。

フリーターにオススメの職種はWebプログラマーとWebデザイナー

ざっくりと各業界についてご紹介しましたが、この中で特にフリーターにおすすめなのはWebプログラマーと、Webデザイナーです。

Webプログラマーがおすすめの理由

WebプログラマーはWebサイトやWebサービスの開発をする仕事で、アプリ開発などもWebプログラマーの仕事ですので、今までITに関わりのなかった人にも親近感があり、理解しやすい業界でしょう。

さらにはWebプログラマーが使うプログラム言語も簡単なものが多く、初心者にとっても簡単に身につけられるものです。

IT技術者として成長していきたい方に絶対おすすめの職種です。

Webデザイナーがおすすめの理由

WebデザイナーはWebサイトの見た目をきれいにし、使いやすくする仕事です。

具体的に、そのサイトが商品の広告・販売のためのものであれば、どうすれば購買意欲が湧くかを考えながらデザインをします。

そのため、どれだけの技術力をもっているよりも、どれだけの美的センス―があるか、ははるかに重要です。

しかがって、ITにまったくの素人でも、極端にいえば、ハイレベルの美的センス―さえあれば、転職したばかりのところでも高収入が望めるでしょう。

転職者向けのサービスを使おう

IT業界について知り、自分の転職したい業界・職種を決めたら、いざ転職活動を始めましょう。

しかし、これまでにアルバイトの経験しかなかった方や、転職の進め方が分からなかった方にとっては、転職しようとしても、なかなか転職の仕方が分からず、思う通りに転職がうまく進まないケースがよくあります

そこで困っている方におすすめなのは、転職サイトと転職エージェントのサービスです。

転職サイトと転職エージェントがおすすめの理由

転職サイトは、企業の求人情報を掲載したサイトで、自分の希望条件にあった求人を自分で探す形になっています。

また、希望企業のホームページでなかなか公開されていない従業員の口コミ情報も閲覧できるため、より全面的に企業を見極めることができます

そのため、マイペースで転職を進めたい方にとっては絶対利用すべきサービスです。

それに対して、転職エージェントは転職のプロであるエージェントに、自分の働きたい条件などについて相談すると、自分にオススメの求人を紹介してくれて、転職に役立つ情報や面接対策など、細かく相談に乗ってもらえるというサービスです。

初めての転職で不安がある方や、より良い条件ですぐに動き出したいという方は転職エージェントがオススメです。

いずれにしても、自分自身の条件や転職したい時間などを見据えたうえで、どちらのサービスを使うのかを決めましょう。

フリーターはITに転職してスキルアップしよう

IT業界について、また転職するメリット、転職する方法についてご紹介しました。

もちろんここでご紹介できたこと以外にも、企業によって様々な業務内容や、独自の職種などがあることも。

転職する際には、きちんとその会社でする仕事について確認するようにしましょう。

また、転職先を選ぶときは、フリーターの場合は特に研修制度が充実しているかを気にしてみるといいですよ。

IT業界は将来性もある上に、スキルアップを目指すことができるので、フリーターには本当にオススメの転職先ですので、是非ITへの転職で正社員を目指してみてはいかがでしょうか。

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